上唇粘膜切除術によるガミースマイル治療

笑った時やお口を開けた時に、歯茎が見え過ぎてしまう状態をガミースマイルといいます。歯科医院で行うガミースマイルの治療としては、「歯冠長延長術」「歯列矯正」「セラミック矯正」「ボトックス注射」などさまざまな方法がありますが、今回は「上唇粘膜切除術」について解説します。

上唇粘膜切除術とは

上唇粘膜切除術は、上唇の裏側の粘膜の一部を切除し縫合し、上唇が上がりすぎないようにするガミースマイルの治療方法です。

ガミースマイルを引き起こしている原因はいくつかありますが、上唇粘膜切除術は上唇を持ち上げる筋肉が過度に発達している方に特におすすめの治療法です。

これらのケースが、ガミースマイル治療として上唇粘膜切除術に適したケースと言われています。

まずは実際の治療に入る前に時間をかけてカウンセリングを行います。

理想のイメージと、唇の移動をどの程度制限するのかのイメージをしっかりと共有し、治療プランを組み立てていきます。

最初に歯ぐきに麻酔のジェルを塗っていきます。この表面麻酔を塗布することで、次に行う局所麻酔の痛みを大幅に軽減することができます。

続いて針による局所麻酔を行います。事前に表面麻酔を行ったことで、お痛みに敏感な方も安心して施術を受けていただけます。

上唇をめくった裏側を、横方向に一部の粘膜を切除します。この時、中心にあるヒダのような「上唇小帯（じょうしんしょうたい）」は切除せずに残します。

この治療法は改良型口唇移動術と呼ばれ、治療後には左右の口角を対称に上げることが出来ます。口唇移動術のポイントは左右を対称に切除•縫合することです。

このポイントをしっかり抑えることで、治療後の違和感や口角の下がり左右の口元の非対称感を防ぐことが出来ます。

また、抜糸の必要がありません。縫い合わせた跡は自然に目立たなくなり、糸は自然に溶けるようになっています。身体に負担をかけずに、自然なお口元に仕上がるように施術を行っていきます。

治療後には腫れや内出血が起こることがありますので、激しい運動などは避けて、スケジュールに余裕をもって頂くと安心です。

また唇の動きが制限されるようになりますので、数日間は違和感が生じることがあります。

ガミースマイルの治療法のひとつである上唇粘膜切除術について解説しました。　

以下がポイントになります。

上唇粘膜切除術は、より通院回数を短く短期間にガミースマイルを改善できる治療法のひとつです。

ガミースマイルの原因にアプローチる治療法を選ぶことで、より美しい仕上がりの口元・お顔に仕上げることができます。

ホワイトホワイトでは、患者様お一人お一人のガミースマイルの原因に合わせて治療をご提案しております。

まずは無料カウンセリングでご相談ください。

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