逆ガミースマイルとは?原因や治療法を徹底解説

皆さんは「逆ガミースマイル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「ガミースマイル」というと、笑った時やお話しした際に歯茎が目立つ状態を指します。反対に「逆ガミースマイル」は、笑った時に前歯が通常よりも見えない・目立ちにくい状態を指します。

歯やお口元のバランスは、特に笑った時の印象に重要です。ここ最近、この「逆ガミースマイル」でお悩みの方が少なくありません。

今回は、逆ガミースマイルの原因や治療法について詳しくご紹介いたします。

逆ガミースマイルとは

笑った時に通常よりも上の歯が見えない状態は、「逆ガミースマイル」と呼ばれることがあります。

理想的な笑顔の条件として、笑った時に上の前歯が見えるまたは上の前歯と一緒に下の前歯が少し見える状態が挙げられます。

逆ガミースマイルに対して理想的な笑顔の状態

【理想的な笑顔の状態:上の前歯が見えています・また下の前歯も少し見えています】

理想的な状態を基準として、上の歯茎まで見えてしまう状態は「ガミースマイル」、上の前歯があまり見えない状態は「逆ガミースマイル」の状態であるといえます。

ガミースマイルの状態

【ガミースマイルの状態:上の前歯だけでなく歯茎も見えています】

逆ガミースマイルの状態

【逆ガミースマイルの状態:上の前歯が一部しか見えていません】

笑った時に美しい口元の基準のひとつとして、歯茎と歯のバランスが重要な要素となります。

逆ガミースマイルのように通常よりも笑った時に見える歯の量が少ないと、どこか暗い印象や老けた印象につながってしまいます。

症例写真で見る逆ガミースマイル治療

ラミネートべニアによる逆ガミースマイル治療

逆ガミースマイル治療前の口元の写真

【治療前のお口元】

逆ガミースマイル治療後の口元の写真

【治療後のお口元】

もともと前歯が小さく、歯が内側に入っていることで逆ガミースマイルとなり笑った時に前歯が見えづらいことをお悩みでご来院されました。

ラミネートべニア治療により、前歯の大きさを元よりも大きく設定し、内側に入っていた前歯を前に出してあげることで逆ガミースマイルを改善しました。

お話した時や笑った時にも前歯が見えるようになり、全体のラミネートべニアのお色も元よりも白めに設定してあげることでさわやかで若々しい印象になりました。

自由診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。フルデザイン・ラミネートべニア1本¥110,000。歯肉整形1本¥11,000。治療期間約2ヶ月。
副作用(リスク):一時的に歯がしみたり、かみ合わせの違和感を感じることがあります。

セラミック治療による逆ガミースマイル治療

セラミック治療による逆ガミースマイル治療前

【治療前のお口元】

セラミック治療による逆ガミースマイル治療後

【治療後のお口元】

笑った時に前歯が見えづらく、逆ガミースマイルでお悩みだった方の症例です。

セラミック治療を上の前歯に行うことで、前歯を前に出し同時に前歯を少し大きめにすることで逆ガミースマイルを改善しました。

また、もとの歯のお色よりも白いお色のセラミックを選択することで、笑った時に白い歯が見え若々しい印象となりました。

笑った時やお話したときにも前歯がしっかりと見えるようになりました。

自由診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。シンプルデザインセラミック1本¥110,000。治療期間約2ヶ月半。
副作用(リスク):一時的に歯がしみたり、かみ合わせの違和感を感じることがあります。

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逆ガミースマイルになる原因

それでは、逆ガミースマイルと呼ばれる、笑っても歯が見えない状態となる原因をみていきましょう。

原因1.加齢による表情筋の衰え

表情筋の衰えと逆ガミースマイルの関係

加齢や筋肉の衰えによって、徐々に逆ガミースマイルの状態となることがあります。

唇を持ち上げる筋肉(上唇挙筋)や鼻の横の筋肉(眼輪筋)・口の周りの筋肉(口輪筋)といった表情筋が衰えると、唇が持ち上がりにくくなって笑った時や話したときに通常よりも上の前歯が見えづらくなります。

また、加齢だけでなく日常生活において話す機会が少なかったり、口呼吸によって表情筋が衰えることでも逆ガミースマイルになりやすくなります。

原因2.顎や歯並びのバランス

もともとの両額の位置や歯並びのバランスによって、逆ガミースマイルの状態になることがあります。

いわゆる受け口といわれるように、通常よりも下顎が前に出ていると上の前歯が見えづらくなることがあります。

そのほか歯並びにがたつきがあったり、顎の位置関係によっても前歯が笑った時に見えづらくなるケースがあります。

原因3.歯の大きさや歯の長さ

歯の大きさや形と逆ガミースマイルの関係

歯の大きさがもともと小さかったり、通常よりも歯の長さが短いと笑った時にも前歯が見えづらく逆ガミースマイルになりやすいです。

またもともと歯が小さいケースだけでなく、歯が何らかの原因によって削れたり欠けた状態にしておくことでも逆ガミースマイルの状態となることがあります。

逆ガミースマイルの治療法

逆ガミースマイルは、これらの原因が複合的に関係することで引き起こされていることが多いです。

代表的な逆ガミースマイルの治療法をみていきましょう。

美容整形(人中短縮・セットバック法)

鼻から鼻下の距離を縮める「人中短縮法」によって、上の前歯を見えやすくすることができます。

また、顎の位置に原因がある場合には「セットバック法」と呼ばれる施術が必要となることがあります。セットバック法の場合、外科処置を伴う大がかりな施術となります。

矯正治療

歯並びに原因がある場合、ワイヤー矯正やマウスピース矯正が適応となることがあります。

ワイヤー矯正の場合、歯を少しずつ動かすことにより根本的な噛み合わせまで改善していきます。

マウスピース矯正では噛み合わせまで改善することはできませんが、気になる前歯に絞って審美的に歯並びを整えることができます。

どちらの矯正治療も適した歯並びの症例が異なるので、まずは逆ガミースマイルとなっている原因を診てもらうことをおすすめします。

削らないラミネートべニア治療

ラミネートべニア治療では、歯の大きさや歯の形を改善することができます。

一般的なラミネート治療では少しだけ歯を削りますが、削らないラミネートべニア治療の場合、歯を一切削らないことが特徴です。歯を削る治療に抵抗のある方にもおすすめです。

逆ガミースマイルとなっている原因が、歯の大きさや形にある場合にラミネートべニア治療が有効となります。

また、少しだけ上の前歯を前に出すことで逆ガミースマイルを目立たなくすることができる点も、ラミネートべニア治療の特徴です。

セラミック矯正

セラミック矯正は、歯並びと歯の大きさや長さを同時に治療できることが特徴です。

歯並び・歯の大きさ・歯の長さなど複合的な原因によって逆ガミースマイルの状態となっている場合に、適応されることが多いです。

また、セラミック矯正では治療途中の仮歯の段階で、笑った時に見える前歯のバランスもご自身で確認することができます。

審美的にきめ細かく逆ガミースマイルの状態を改善されたい方にも、セラミック矯正がおすすめです。

そのほか:表情筋を鍛えるエクササイズ

【表情筋肉を鍛える口元エクササイズ例】

表情筋が衰えたことで逆ガミースマイルとなっている場合には、毎日の口元を動かすエクササイズを取り入れることで逆ガミースマイルを軽減できます。

表情筋を鍛えることで徐々に唇まわりや口もとの筋肉が引き締まり、笑った時に前歯が見えやすくなります。

すぐに効果が出なくても、毎日行うことで効果を実感できることが少なくありません。

逆ガミースマイル治療についてご相談ください

逆ガミースマイルの相談風景

ホワイトホワイトでは、セラミック矯正やマウスピース矯正・ラミネートべニア治療による逆ガミースマイル治療を行っております。

まずは逆ガミースマイルとなっている原因を確認し、患者様に適した治療内容をおひとりおひとりにご提案いたします。

逆ガミースマイル治療についてまずは無料カウンセリングでご相談下さい。