アデノイド顔貌の原因と治療法

下の顎が小さくて、前歯の突出が目立つような顔つきを「アデノイド顔貌」といいます。鼻下が長くもっこりと出たような「口ゴボ」という症状も呈することから、アデノイド顔貌をコンプレックスに感じ来院される方が多くいらっしゃいます。

ここではそんなアデノイド顔貌の特徴や原因、治療法についてわかりやすく解説します。

アデノイド顔貌って?

アデノイド顔貌とは

アデノイド顔貌とは、咽頭扁桃(いんとうへんとう)というリンパ組織が肥大化することによって生じる症状です。

鼻から喉にかけての咽頭扁桃のことを「アデノイド」と呼ぶため、このような名前が付けられています。正式には「アデノイド増殖症」という病名が存在しています。細菌・ウィルスから守るための免疫機能が通常よりも過剰に作用することで、アデノイド肥大が起こります。

アデノイドが大きくなって鼻腔を塞ぎ、口で呼吸をするようになることから、顔貌にも大きな変化が現れてきます。

アデノイド顔貌の特徴

アデノイド顔貌には、次に挙げるような特徴が認められます。

顎が小さい

アデノイド顔貌で認められる最も一般的な症状は「顎が小さい」ことです。下の顎がほとんどない、という方もいらっしゃいます。

これはアデノイドによって口呼吸が促され、下の顎の発育が邪魔された結果生じる症状です。

出っ歯になる

アデノイド顔貌の特徴の二つ目に出っ歯が挙げられます。

ただしアデノイド顔貌における出っ歯は、実際に上の前歯が突出していないこともあります。下の顎の発育が不十分であるため、相対的に上の前歯が出てしまうからです。

もちろん、上の前歯が前方に傾いているケースも多々あり、個人差があります。

顔が面長になる

アデノイド顔貌で顔が面長に見えるのは、筋肉のたるみが原因です。口呼吸が習慣化することで、常に口が開いた状態となり、周囲の筋肉がたるんでしまうのです。

その結果、顎が下に引っ張られて面長の顔貌を呈するようになります。

口呼吸/口が開いている

私たちは本来、鼻で呼吸をするものです。しかし、アデノイドの肥大によって鼻腔が塞がれると、口呼吸を余儀なくされます。

アデノイド顔貌の人で「口がポカン」とあいているのはそのためです。

いびきをかきやすい

アデノイド顔貌の人は、眠っているときに気道が塞がりやすい傾向にあります。これは舌を始めとした口腔周囲の筋肉がたるみやすいことが影響しています。また、下の顎が小さいことから、仰向けになると気道が細くなりやすいです。

これらの理由により、アデノイド顔貌の人はいびきをかきやすいといえます。

そのほか眠っている間に呼吸が一時停止する「睡眠時無呼吸症候群」も発症しやすいため注意が必要です。

アデノイド顔貌の原因

ADENOID FACE

アデノイド顔貌の原因

アデノイド顔貌の原因は、リンパ組織である咽頭扁桃の肥大です。風邪をひくと扁桃腺が大きく腫れる人がいますが、それに近い症状といえます。

風邪による扁桃腺の腫れの場合は一時的ですが、アデノイド増殖症(=アデノイド顔貌)ではリンパ組織自体が増えて大きくなっているので、顔貌の変化も慢性的なものとなります。

アデノイド顔貌の治療法

ADENOID FACE

アデノイド顔貌を改善する方法は、口腔外科手術と矯正治療に分けられます。それぞれの治療法の特徴とメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。

口腔外科手術(美容整形):下顎枝矢状分割法・下顎枝垂直骨切り術

美容整形によるアデノイド顔貌改善

口腔外科手術では、下の顎の骨を切って、適切な位置に移動することで顔貌の異常を改善します。専門的には「下顎枝矢状分割法」「下顎枝垂直骨切り術」と呼ばれる外科手術で、いわゆる「美容整形」の範疇に入る治療法といえます。

大きな外科処置を伴うだけあって、重度のアデノイド顔貌を改善することも可能です。その一方で、体への負担が非常に大きいというデメリットも存在しています。

術後はお顔に腫れ・痛みが伴うほか、数日~数週間の入院が必要になります。通常通りの生活に戻るまでに時間がかかるほか、身体への負担も大きい治療法です。

メリット

  • 重度の症例にも適応できる
  • アデノイド顔貌を大きく改善することができる

デメリット

  • 大がかりな外科処置を伴う
  • 術後に腫れや痛みが生じる
  • 手術には後遺症などのリスクが伴う

セラミック矯正によるアデノイド顔貌改善

セラミック矯正によるアデノイド顔貌改善

軽度から中等度のアデノイド顔貌であれば、セラミック矯正で改善することが可能です。

セラミック製の歯を装着することで、前歯の傾きや位置の異常が整えられ、口ゴボの改善に寄与します。相対的に上の顎が前に出ているアデノイド顔貌の治療に適しています。

ちなみに「矯正」という名前はついていますが、数年に及ぶ長い治療期間は必要ありません。セラミック矯正なら1ヵ月半~2ヵ月程度で口ゴボおよびアデノイド顔貌の症状を改善することができます。

また、仮歯の段階でアデノイド顔貌が改善されるので、最短一週間ほどで口もとのコンプレックスを解消できます。「できるだけ早くアデノイド顔貌を改善したい」という方にもセラミック矯正が選ばれています。

メリット

  • 入院の必要がない
  • 日常生活に支障がない
  • 短期間に治療が完了する
  • 歯並びや歯の白さ・大きさも改善できる
  • 幅広い症例に適応できる
  • 後戻りがない

デメリット

  • 重度のアデノイド顔貌には治療効果が小さい

歯列矯正によるアデノイド顔貌改善

矯正治療によるアデノイド顔貌改善

アデノイド顔貌による上顎の突出感を歯列矯正によって改善する方法です。前歯の傾きや位置の異常をワイヤー矯正やマウスピース矯正によって治療します。

治療期間は数年に及び、治療に痛みを伴うなどのデメリットもあります。また、重症度の高いアデノイド顔貌の場合では、治療効果も小さくなります。

メリット

  • 歯並びの異常を根本から改善できる
  • 幅広い症例に適応できる

デメリット

  • 治療期間が長い
  • 治療期間中の虫歯・歯周病リスクが高くなる
  • 治療に痛みや不快感を伴う
  • 矯正装置が目立ちやすい

軽度~中度のアデノイド顔貌はセラミック矯正で改善できます

ここまで、アデノイド顔貌の原因や治療法について解説してきましたが、口ゴボや上顎の突出感などは必ずしも美容整形でなければ改善できないわけではありません。

また、患者さまご自身では美容整形や外科処置が必要であると考えられていても、実はセラミック矯正でアデノイド顔貌を解消できることが多くあります。

入院の必要もなくストレスフリー

ストレスフリーなセラミック矯正

セラミック矯正の場合、大きな外科手術が不要であることから、入院の必要もありません。患者さまのご都合の良い日にご来院いただき、施術後はそのまま帰宅いただけます。

また、治療期間中も通常通りの生活を送っていただけます。痛みや腫れが出る心配もほとんどありませんので、短期間にストレスなく治療を完了していただけます。

短期間に治療が完了する

短期間で治療が完了するセラミック矯正

一般的な歯列矯正は2~3年程度の治療期間を要しますが、セラミック矯正の場合1ヵ月半~2ヵ月ほどで治療が完了します。また、美容整形のようにお顔の腫れがひくのを待つ必要もありません。

セラミック矯正が適応する場合、短期間にアデノイド顔貌の症状を改善することができます。

歯並びや歯の白さ・大きさも改善できる

歯の白さを選べるセラミック矯正

セラミック矯正の大きな特徴の一つとして、歯並びだけではなく、歯の白さや大きさまで改善できるという点が挙げられます。これはその他の治療法にはないメリットといえます。

患者さまのご希望やお顔立ち・まわりの歯のお色に合わせて、理想的な白さ・大きさ・形にきめ細かく調整することが可能です。

コンプレックスを解消しながら理想的な口もとを手に入れることができるので、芸能人やモデルの方にも支持されています。

後戻りがない

後戻りの心配がないセラミック矯正

セラミック矯正は、歯を動かすことなく口ゴボや出っ歯を治すため、治療後の後戻りが生じません。

特に矯正治療の場合、多少の後戻りがあります。セラミック矯正では、治療後に定期健診に通っていただくことで、理想的な口もとを長くキープしていただけます。

アデノイド顔貌にはいくつかの治療法があります。

それぞれの治療にメリット・デメリットがあるので、患者さまご自身に合った治療法をしっかりお選びいただくことが大切です。

また、患者さまご自身では「外科手術や美容整形でないと治せない」とお考えの場合でも、セラミック矯正で改善できることが多くございます。

患者さまおひとりおひとりに合わせた治療をご提案いたしますので、まずは無料カウンセリングにお気軽にお越しください。

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