奥歯のインプラント治療について
インプラント治療の中でも奥歯のインプラント治療について詳しくご説明します。

奥歯とは
そもそも奥歯とは犬歯から後ろの、前から数えて4番目以降の歯を指します。歯科用語では臼歯と呼び上下左右で全16本、親知らずを含めると20本あります。
さらに臼歯の中でも4番目と5番目の歯は「小臼歯」、6番目と7番目の歯は「大臼歯」と呼びます。臼歯には食べ物を噛み砕きすり潰す役割があります。
その中でも第一大臼歯と呼ばれる6番目の歯は噛む力が強く、噛み合わせの基本となるとても大事な歯です。

インプラントとは

インプラントは、何らかの理由で歯の抜けてしまった所に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を取り付ける治療法です。
インプラントを行うには人工歯根を埋め込む手術が必要になります。レントゲンやCTを撮影し骨の状態を細かく診断、評価してから手術を行います。
顎の骨に生体親和性の高いチタンやジルコニアの人工歯根を埋め込むことにより、ご自身の歯と同じようにしっかり噛めることがインプラントの最大の特徴です。
また、インプラントは周囲の歯を削る必要がなく、自然な見た目で審美性が高いことも特徴です。

奥歯のインプラント治療のメリット

違和感が少ない
インプラント治療では、骨に直接人工歯根を埋め込むため違和感が非常に少なく、ご自身の歯と同じような感覚で噛むことができます。
噛み合わせを回復できる
ブリッジ治療や入れ歯は壊れたりずれたりするリスクがあり、加えてほかの歯に噛み合わせの負担がかかることがあります。
一方でインプラントは他の歯には負担をかけずに噛み合わせをバランスよく回復させることができます。
骨が痩せにくい
入れ歯やブリッジは噛み合わせの力が骨に伝わりづらく、経年的に欠損部位の下の骨が痩せてきてしまうという傾向にあります。
それに対してインプラントは噛み合わせの力が骨に伝わりやすく、骨が痩せていくのを防ぐことができます。
発音しやすい
欠損部をそのままにしておくと空気が漏れてしまい、発音しづらいという現象が起きます。
ブリッジや入れ歯は、ずれや隙間があると発音に違和感が生じることがあるのに対して、インプラントはずれや隙間が少ないことから発音にも違和感が生じにくいです。
ほかの歯に影響がない
ブリッジや入れ歯はほかの歯を削ることやほかの歯に負担を生じさせる可能性が高いですが、インプラントはほかの歯を削る必要もなく噛み合わせ等による負担も他歯にかけません。
そのため、周囲の歯の健康に最も影響が少ない治療法といえます。
審美性が高い
特に保険によるブリッジや入れ歯の場合、材質にもよりますが金属が見えてしまうなど見た目で問題を生じることがあります。
インプラントの場合、被せ物にはセラミック等の白い材質のものを用います。また、隙間が生じる心配もないため、天然歯と変わらない自然で美しい見た目にすることができます。

奥歯のインプラント治療のデメリット
治療費用が高い
インプラントは保険適応外の治療です。そのため保険のブリッジや入れ歯と比較すると治療費が高額になります。
手術が必要
インプラントは外科的な手術が必要な治療法です。持病などの状況によっては手術が難しくインプラントが入れられない場合があります。
治療期間が長い
インプラントの治療期間は3ヶ月から1年程度です。ブリッジ治療や入れ歯治療に比べると治療期間が長くかかります。

骨量が少ないケース:骨を増やす治療が必要

インプラントを埋入するためには十分な骨が必要です。また、骨の厚みや横幅、骨密度、神経との距離などが密接に関わってきます。特に奥歯は噛み合わせの力が大きくかかってくる部位であり、骨量が重要となります。
骨量が足りない場合などには、骨量を増やす「GBR」「サイナスリフト」「骨増生」などの手術がインプラント埋入手術とは別に必要があります。

奥歯のインプラントを長持ちさせるために重要なこと
奥歯のインプラントを長くお使いいただくために、重要なことをまとめました。
信頼できる歯科医院で施術する
インプラント手術は歯科医師の技術力が治療の予後を左右します。そのため、信頼できる実績のある歯科医院を選択することが重要です。
術前に歯科用CTで3次元的なデータを撮影し、撮影したデータをもとに診断しインプラントを埋入する位置や角度、深さを決定します。
術前の診断は、インプラント治療を正確に行ううえで非常に重要な工程です。また、使用しているインプラントメーカーの安全性が高いものかどうかも大切なポイントです。
当院では、インプラントにおいて世界シェアトップクラスのストローマン社製を採用し経験豊富な外科専門の歯科医師が担当しております。安心してインプラント治療を受けて頂けるよう努めております。
セルフケアをきちんと行う
インプラント自体は虫歯になることはありませんが、周囲の組織が細菌感染を起こすことがあります。日頃からブラッシングをしっかり行い口腔内を清潔に保つことが重要です。
定期的に歯科医院でメンテナンスを行う
インプラントを長く維持するために、歯科医院での定期的なメンテナンスが非常に重要です。
メンテナンスではインプラント周囲に感染が起こっていないか、インプラントに負荷がかかりすぎていないかなどを確認しインプラントに大きなトラブルが生じるのを未然に防ぎます。
インプラントに負荷がかかりすぎるのを防ぐ
歯ぎしりや食いしばりはインプラントに過剰な負荷がかかり、トラブルが生じる原因となります。
歯ぎしりや食いしばりの症状がある場合は、夜間においてはマウスピースを使用しインプラントや天然歯に負担がかからないようにしましょう。
また、噛む時に緊張する筋肉である咬筋にボトックスを注入する方法も有効です。
喫煙習慣を見直す
喫煙習慣は血流を悪くすることから、インプラント周囲炎を引き起こしやすくします。インプラント手術前に禁煙を行うことがベストです。
これらのことにより、インプラントを長く健康的にキープすることができます。

奥歯のインプラント治療についてまとめ

- 奥歯には食べ物を噛みくだきすり潰す役割がある
- 奥歯をなんらかの理由で失ってしまった場合、そのままにしておくと噛む力に影響を与え噛み合わせ全体が崩れてきてしまう可能性がある
- インプラント治療にはメリットとデメリットがあるが審美性や機能面を考えると非常に優れた治療である
- インプラントは天然歯と同じように噛むことができる
- 奥歯のインプラントは前歯と比較して難しいというわけではなく難易度は骨の量や歯茎の状態・神経・血管などの欠損歯の周囲の状態による

ホワイトホワイトでは、口腔外科専門医と25年以上審美治療を専門に行ってきた総院長によるインプラントチームでの治療を行っております。
毎週木曜日・第三日曜日にインプラント治療の無料カウンセリングを行っております。
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