先天性欠如とは?原因から治療法まで解説

本来生えてくる歯が生えてこない「先天性欠如」は、特にここ最近若い世代に多くみられる症例のひとつです。

ここでは、先天性欠如の原因や治療について詳しくご紹介します。

永久歯の数が足りない「先天性欠如」とは

歯の先天性欠如

永久歯は、親知らずを含めると通常32本あります。先天性欠如とは、本来生えてくるべき歯が生えてこない状態を指します。

先天性欠如は永久歯列で多くみられる形成異常で、およそ10人に1人の割合で起こると言われています。特に歯科クリニックでレントゲンを撮った際に、先天性欠如に気づくケースが多いです。

先天性欠如の原因

食生活の変化や柔らかい食べ物を好む傾向から、現代人は顎が細くなっています。顎が細くなることで歯が顎内におさまりきらなくなります。

先天性欠如は特に最近の若い世代に多くみられ、細くなった顎のスペース内に歯がおさまりやすくなるための「進化」のひとつとも考えられています。

そのほか遺伝や妊娠中の栄養欠如なども原因のひとつであると考えられていますが、根本的な原因はわかっていません。

先天性欠如の症例は増えており、特に前から2番目、5番目、8番目(親知らず)の歯に起こる割合が高いとされています。

乳歯と先天性欠如の関係性

先天性欠如の原因

乳歯の下には永久歯の元になる「歯胚」と呼ばれる歯の卵のようなものがあります。この歯胚が育ち永久歯となって、乳歯と生え変わります。

しかし先天性欠如では、何らかの原因で歯胚が作られません。歯胚が作られないことで、永久歯自体も生えてきません。

永久歯が生えてこないと、大人になっても乳歯が残ったままの状態になりやすくなります。

先天性欠如による乳歯のトラブル

乳歯は永久歯に比べて歯質が弱く、虫歯にもなりやすいです。

そのため、先天性欠如により乳歯が残ったままの状態を放置していると「噛むと痛みがある」「ぐらつきがある」などのトラブルに見舞われることがあります。

歯の先天性欠如を放置した場合のリスク

まわりの歯が傾斜してしまう

歯の先天性欠如によって隙間が空いている場合、放置しているとまわりの歯が動いて隙間に向かって傾斜したり移動してしまいます。

長い期間放置すると、噛み合わせや歯列全体のバランスが狂い全顎的な治療が必要になってしまうこともあります。

対合歯が下がってくる・挺出してくる

先天性欠如によって歯の間に隙間が空いていると、噛み合うはずの歯がないため対合歯が下がってくるまたは挺出してきてしまいます。

欠如する歯の反対側の歯列にまで、影響を引き起こします。

噛み合わせや発音が悪くなる

歯が先天的に欠如していることで隙間が空いていると、隙間から空気が漏れて発音が悪くなったりまわりの歯が動いて噛み合わせのバランスが悪くなってしまうことがあります。

長期間にわたり歯の隙間を放置するほど、これらのトラブルは高頻度に起こりさらに強く悪影響を及ぼすと言われています。

歯周病や虫歯のリスクが上がる

先天性欠如によって隙間が空いていることで、歯の間に食渣が溜まりやすくなります。

磨き残しが増えることで、歯周病や虫歯のリスクも高くなってしまいます。

大人になってからの先天性欠如の治療法

先天性欠如の治療法をご紹介します。

ブリッジ治療

先天性欠如とブリッジ治療

ブリッジ治療は、欠損歯を補うために両隣の歯を支台として使用し、欠損部分の歯を補う治療です。一部の素材については保険適用となりますが、天然歯と変わらない見た目のブリッジ治療をご希望の場合にはセラミックの被せ物を使用した自費診療となります。

両隣の歯を削る必要がある・両隣の歯に負担がかかるため、長期的にブリッジ治療を成功させるためには質の高い治療技術が求められます。

必要に応じて行う根管治療の質や、支えとなる歯に無理な負担のかからないようにするためのブリッジ設計・噛み合わせの考慮などが重要です。

インプラント治療

先天性欠如とインプラント治療

インプラント治療は、人工の歯根を埋入しそこに上部構造(人工歯)を取り付けて欠損歯を補う治療法になります。

ほかの歯に負担がかかることがなく、噛み心地もご自身の歯と変わらないため幅広い層に支持されています。

また、天然歯と変わらない見た目に仕上がることもメリットです。

矯正治療

先天性欠如により確保できるスペースを利用して、歯並びのがたつきや出っ歯を改善する場合があります。

例えばワイヤー矯正では、歯並びを整える際に必要に応じて抜歯を行いそのスペースを利用して歯を少しずつ動かし歯並びを改善することがあります。

先天性欠如では抜歯をせずにこのスペースを確保できるので、歯並びを改善したい場合には欠損部分を利用して矯正治療を行うことがあります。

セラミック矯正

歯の先天性欠如で隙間が空いてしまっている場合、隙間が大きい場合はセラミックによるブリッジ治療が適応になります。

また、隙間が小さいまたは隙間が無いケースでは、歯の左右非対称さをセラミック矯正で左右対称に整えることができます。

例えば先天性欠如で多い前から2番目の歯が1本欠如している場合

右上   321        134    左上

このような歯の並びになっています。

左上3を右上2の形にして左上4を犬歯の形態にすると左右対称にすることができます。

※セラミック矯正でどの歯をセラミックにすると左右対称に仕上げることができるかはそれぞれのお口の状態によって異なりますのでカウンセリング時に実際に拝見してお伝えします。

今回は先天性欠如の原因と治療法についてご紹介しました。

欠損部位を放置し治療しないでいると、ほかの歯に負担がかかったり歯並びが悪くなってしまうことがあります。

先天性欠如を放置せず早めに治療をすることで、本来の歯の機能を取り戻してあげることが重要です。

ホワイトホワイトでは、インプラント治療・セラミックブリッジなどによる先天性欠如の治療を行っております。本来の歯の機能を取り戻しながら、天然歯と変わらない美しい仕上がりにしていきます。

まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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