口ゴボとほうれい線の関係とは
口ゴボの状態になっていることで、実はほうれい線が深くなったり目立ちやすくなることがよくあります。
今回は、意外と知られてない口ゴボとほうれい線の関係についてご紹介いたします。
ほうれい線と口ゴボの関係
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口ゴボとは上下の唇が前に引っ張られていて突出感があり、口元全体がモコっとした見た目のことをいいます。一般的には横顔の美しさの基準とされているEラインに対し、上下の口唇が大きく前に出てしまっている状態を指します。
普段からお口が閉じにくく、無理に閉じようとすると下顎に梅干し状のシワができやすいことも口ゴボの特徴です。
また、ほうれい線とは、小鼻から口の両側を通って顎まで伸びているシワのことです。加齢とともに深くなっていく特徴があり、30代以降から徐々に気になり始める方が多くいらっしゃいます。
口ゴボによるほうれい線の原因
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顔の下半分に見られる「口ゴボ」と「ほうれい線」は、実は密接な関係にあります。口ゴボによりほうれい線が目立ちやすくなる原因をご紹介します。
原因1.噛み合わせが悪い・顎に無理な力が加わっている
口ゴボの場合、噛み合わせが悪い状態の方がよく見受けられます。
噛み合わせの左右差や噛み癖の悪さで、ほうれい線が深くなってしまう場合があります。
原因2.口ゴボによる癖
口が閉じにくく、前歯を隠そうと無理に上唇をかぶせる癖により、日常的に鼻の下の皮膚が引っ張られることでシワを深くしてしまうこともあります。
噛み合わせのバランスや口ゴボによる癖により、ほうれい線が目立ちやすくなってしまうことがあります。
原因3.口が閉じにくい・口呼吸
口ゴボで口が閉じられずいつも半開きの状態でいることで、口まわりの筋肉が衰え、ほうれい線や細かなシワができやすい状態を招いています。
口ゴボを改善して口呼吸をやめることで、ほうれい線を深くしてしまう要因を解消できます。
抜歯を伴う矯正でほうれい線が目立つことがある?
抜歯を伴う歯列矯正治療を受けた後に「ほうれい線が目立つようになった気がする」というご相談を受けることがあります。
口ゴボによって引っ張られていた皮膚がたるみ、ほうれい線が目立つように感じる可能性が考えられますが、歯科的な観点から明らかな原因とはされていません。
抜歯矯正は年単位の長期的な治療であり、しばらくすると気にならなくなることがほとんどです。
また、実際には口ゴボや出っ歯が改善されることで口周りの筋肉のバランスも整い、むしろほうれい線の改善に役立つケースも多いです。
その他ほうれい線の原因とは
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口ゴボ以外にも、下記のような原因がいくつか重なることでほうれい線がより目立ちやすくなります。
加齢に伴う口もとまわりの変化
加齢によって真皮内のコラーゲンやエラスチン(肌の張り成分)が減少していきます。
また、真皮内のコラーゲンやエラスチンは、紫外線によって壊れたり変性します。
加齢や紫外線が原因で肌の張り成分が減少し、ほうれい線が目立ちやすくなります。
表情筋の衰え
表情筋は加齢とともに衰え、肌を支える能力が低下します。
その他笑ったり泣いたり怒ったりなどの感情表現が少ない場合にも、徐々に表情筋が衰えやすくなってしまいます。
無表情でいるより感情表現の豊かな方が活発に表情筋が使われて、日常的に鍛えられるのです。
口ゴボと加齢や紫外線・表情筋の衰えなどが伴い、ほうれい線が目立ちやすくなることが多くあります。
口ゴボでお悩みの方はホワイトホワイトにご相談ください
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今回は口ゴボとほうれい線の関係について詳しくご紹介しました。
口ゴボにより口が開いた状態や噛み合わせにより、ほうれい線が目立ちやすくなることがよくあります。口ゴボを解消することでほうれい線も徐々に解消され、お口もとの印象だけでなくお顔の印象の若々しさにもつながります。
口ゴボ治療について、まずは無料カウンセリングなどでお気軽にご相談ください。